on some fine nights

(2019) mixed media installation



On Some Fine Nights is a personal work that explores the recollection and confrontation of a past incident that took place at a pivotal point in my life. Mirroring the intimate spaces of a room with a bed, stained with vomit from the aftermath of being too drunk and walls claustrophobically cluttered with drawings, the room depicts a caricatured space of despair and loneliness. Utilising the techniques shiborizome (tie-dye), bassen (discharge printing) and felting, the stains on the blanket are exaggerated to reflect humour and a new sense of acceptance. Within the installation, an animation of a pixelated dandelion is displayed in a DVD player, narrated with subtitles that comment on the subtle and dismissible existence of the dandelion.

This installation was exhibited in a group exhibition, Hua Hua (2019), Shinjuku Ophthalmologist Gallery.



私は過去の恥ずかしく情けなく感じさせた経験に基づいて、「たまにある夜」という作品を作った。この作品を見ると誰かのお部屋を連想させたかった。誰だと言えば、過去の私のお部屋だった。このお部屋の中に、何枚のドローイングが壁に貼ってあって、ベットシーツや枕のカバーにもゲローぽい汚れがついてしまったように見えて、かなり混乱の景色が目の前にある。こういう景色に対して、どんなエモーションが思い浮かぶのでしょうか?孤独感と絶望感を感じると言っても、作品の大げさな風合いのおかげで、なんか面白く表現されたという気持ちもあるのではないか?私は嫌な思い出と直面する時に、やはり悲観的な心体に落ち込むけれど、なんとなく乗り越えて今の自分に辿りついたからこそ、過去のことを全部受け止めて、笑って前に進めるしかないと同時に思う。この作品を作ることで、気持ちの整理ができて、自分に対しての受け入れを少なくても身につけられた。イスンタレーションにもタンポポのアニメーションがDVDプレーヤーで流れた。字幕にはタンポポの妙に見逃されやすい存在についてコメントが語られた。

この作品は2019年に新宿眼科画廊で行った Hua Huaというグループ展で展示された。